2010年 08月 08日
今日は長府庭園をご案内します。 入園料は一般200円。小中学生100円です。 こちらの正面入り口横には、広い駐車場があり,国道9号線のそばなのですぐわかります。 長府庭園というのは、長府毛利藩の家老格であった西通長という人の屋敷跡です。31,000㎡の敷地に、中央に池、その周囲に書院・茶室・あずまや・3つの蔵が現存しています。 門を入ると広い芝生が広がっていますが、かつては、ここにも何か建っていたのでしょう。向こうに見えるのが書院で、今色々な催しに使われています。右に行くと中央の池があります。 この池に孫文の蓮が咲いているのです。池にかかった橋を渡ってみます。 橋を渡ったところに、可愛いあずまやが見えますね。 橋の真ん中から見たところ。左手に大きく池が広がっています。 右手の方に向かって、庭は回遊式になっています。 橋を渡り終えて書院を撮ると、大広間のある側の全景がきれいに納まりました。 平成5年に下関市が長府庭園として開園する前は、ここは中部邸でした。中部さんは大洋漁業という会社を創始した方で、鯨の食文化が栄え、下関の繁栄していた頃でもありました。私も以前、この書院の大広間で開かれるお茶会に何度も参加させていただいたことがあります。中部さんは、お茶の文化にも貢献されていて、非常に立派な茶道具のコレクションを所蔵されていて、お茶会で一般公開されていたのでした。 繊細なあずまやから、右に庭は続きます。 木陰の道は涼しくて、歩きやすく、よく手入れされています。 池に流れ込む山水の渓流に突き当たりました。ここから、上流に向かいます。 今は、8月なのでグリーン一色。槿の白い花が目立ちます。それにしても、すごく沢山の種類の木々と行き届いた管理。日本庭園にあるべき木々が、すべて植えられているようです。植物園のよう。 向こうに一つめの蔵があります。 渓流に沿って道が作られているので、このまま上流へ散歩することもできます。しかも・・・ こちらにも そして、こっちにも道があります。また今度、散策してみましょう。 渓流を渡ったところに、新しい茶室があり、ここも作品展などによく使われています。 こちらの蔵は、一の蔵、二の蔵と呼ばれ、一の蔵は商い処でお土産品などを買うことができます。二の蔵も、いつも何か展示・催しが行われています。 長府庭園 下関市長府黒門町東町8-11 TEL 083-246-4120 開園時間/9:00~17:00 休園日/12月28日~1月4日
by elizekan
| 2010-08-08 22:43
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