エリゼ館便り 

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2005年 01月 19日

桂弥一旧宅  茶屋「祥」

壇具側沿いの道から旧毛利邸へ向かう小道に、
茶屋「祥」と書かれた看板を見つけた。

長府の松下村塾とも言われた集童場で乃木希典らと共に勉学に励み、
明治維新などで活躍、明治維新時に活躍した勤王の士を顕彰し、
尊王精神の高揚を図るために創設した長門尊攘堂(現下関市立長府博物館)や
明治維新を中心とした国事に命をささげた人々の霊を供養するための万骨塔を
建てた桂弥一の旧宅である。
桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_11525764.jpg

今は、おじいさんの代に桂弥一から購入したといわれる方が、
古布や着物をリフォームした洋服・小物を販売されている。

こちらはお食事もできるとのことで、今日はこちらにお邪魔。

玄関には、ごく普通のお宅のように名前が書かれた表札。
ガラガラと戸を開けると、田舎のおばあちゃんちに着たみたい~
一瞬骨董屋かと思わせるほど古いものが並んでいる。

テーブルに座ってメニュー表にある「京めん」(800円)を注文。
京めんが出来上がるまでの間、屋内を見てまわることにした。

桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_11534166.jpg桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_11543118.jpg
桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_11545477.jpg桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_1155590.jpg
歩くたびにミッシッ・・・ときしむ床。
なんだか、タイムスリップした気分^^;

着物生地で創られた小物は多種多様で目を楽しませてくれる。

リフォーム作業をしているという離れの2階にも案内していただいた。
型紙を製作中の部屋にも、リフォームされた洋服がたくさん並んでいる。

そろそろ出来上がっているかと、最初いた部屋に戻ることに・・・
ところが、えっ・・・どっちに行けばいいんだろう・・・
迷子になってしまったwww
あっち行ったり、こっち行ったりでなんとか戻ることができた。
そうこうしていたら、「京めん」が出来上がってきた。
桂弥一旧宅  茶屋「祥」_c0012470_11593818.jpg
麺はうどん麺、別添えの具材は、
お肉、大根、白菜、ごぼう、ほうれん草、にんじん、しいたけ、
どれも湯通ししてある。
薬味に、白ごま、ねぎ、わざびが添えられている。

大好きな白ごまをすり鉢ですってつゆに入れる。
たくさんある具材は何からいただこうかしら・・・
おにぎりもついているが、沢山の野菜でおなかはいっぱいに・・・
ちょっと、つゆが少なめだったのが残念。

[その他のメニュー]
 抹茶づけ          700円
 季節の限定お食事     1000円  13品
     春・秋のみで、この期間は「京めん」「抹茶づけ」はお休み
 コーヒー          500円
 野点コーヒー        500円
 紅茶            500円
 抹茶            500円 
 ぜんざい         500円
 アイスコーヒー      500円
 アイスティー        500円
 アイスグリーンティー  500円

茶屋 祥
 下関市長府川端2-1-6
 TEL/FAX 0832-45-0080
 営業時間 10:00~17:00
 定休日 毎週月曜日(祝祭日は営業)  

母の遺品の着物、洋服にリフォームしてもらおうかな・・・

by elizekan | 2005-01-19 16:00


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